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スキルアップ

by医療事務ワーク

【ビジネスで間違いやすい敬語、言葉遣い】

ビジネスパーソンにとって適切な敬語を話すことは、周囲との人間関係を築いていくための基本といえるでしょう。

同時に、あなたに対する信頼を強めていくために欠かせないビジネスマナーであり、

あなたの教養や人格のバロメーターでもあるということです。

ここでは、ビジネスシーンでよく使う敬語の誤った使い方と正しい使い方を解説していきます。

「企業の顔」として、日頃から正しく言葉が使えるよう心掛けましょう。

 

 

・「○○様でございますか?」

→「○○様でいらっしゃいますか?」

「ございます」は丁寧語ですので、お客様に対しては尊敬語の「いらっしゃる」を使用しましょう。

 

・「とんでもございません」

→「とんでもないことです」または「とんでもないことでございます」

「とんでもない」は「ない」を含めて一つの言葉です。丁寧に伝えるのあれば、上記の二つが適切です。

 

・「お伺いします」

→「伺います」

「伺う」という謙遜語に「お~する」が付く二重敬語です。

(二重敬語については後ほど説明します。)

 

・「お声届いておりますでしょうか?(電話対応時等)」

→「私(こちら)の声は届いておりますでしょうか?」

自分の動作や物事に「お」「御」はつけません。

※お客様のお声が聞き取りにくい時は、勿論「(お客様の)お声が届いておりません」や

「お電話が遠いようなのですが…」です。

 

・「伺ってみてください」

→「お聞きになっていただけますでしょうか?(いただけますか?)」

「伺う」は謙譲語です。謙譲語は「自分」が主語の場合にしか用いません。

 

・「いつもお世話様です」

→「いつもお世話になっております」

「お世話様です」は目上の方やお客様に用いるべきではない表現です。

同じ理由から、「ご苦労様です」も「お疲れ様です」と言い換えが必要です。

「ご苦労様」は、部下など目下の人に対しての労いの言葉だからです。

 

・「すみません」「ごめんなさい」

→「申し訳ございません」「ありがとうございます」「恐れ入ります」

「すみません」は一般的に謝罪と感謝の二つの意味で使用することがあり、誤解を与えかねない言葉です。また稚拙さも出てしまいます。「すみません」「ごめんなさい」は便利な言葉ではありますが、シーンに合った言葉へ言い換えて使用しましょう。

 

・「お分かりいただけましたでしょうか?」

→「ご理解いただけましたでしょうか?」

「分かりましたか」という意味になり、目上の方には失礼にあたります。

 

・「どういたしますか?」

→「いかがいたしますか?」「いかがなさいますか?」

「どうする」という言葉には敬意が含まれていない為、目上の方には使用しません。

 

・「◇◇は、本日はお休みをいただいております(社外の方に向けて言う時)」

→「◇◇は、本日は休みを取っております」

「いただく」は自社に対しての敬意となる為使用しません。

 

・「さようでございましたか」「さようでしたか」「そうでしたか」「さようでいらっしゃいましたか」

→「さようでございますか」

相槌の基本は「はい」と「そうです」の二種類です。

敬語にすると、「はい」「さようでございます」「さようでございますか」が応対の基本用語です。

 

・「よろしかったでしょうか?」「~になります」「~というかたち」

→「「よろしいでしょうか」「~でございます」「~ということです」等

いわゆる「コンビニ敬語」「ファミレス敬語」と呼ばれる言葉遣いです。

ビジネス敬語としては不適切です。うっかり出てしまいがちなので注意しましょう。

 

・「出来ません」「分かりません」「ダメです」「無理です」

→「いたしかねます」「分かりかねます」「出来かねます」

「出来ません」は「一切受け付けない」というニュアンスになる為、使用しません。

適切な表現に置き換えましょう。

またこれらの言葉を使用する際は、クッション言葉を先につけた上で、丁寧に断りましょう。

(クッション言葉については、後ほど説明します。)

 

・「お名前(電話番号)をいただけますでしょうか?(頂戴出来ますしょうか?)」

→「お名前(電話番号)を教えていただけますでしょうか?」

「いただけますか」「頂戴出来ますか」は、原則として名前や電話番号、住所には使用しません。

 

  • 二重敬語とは?●

 

同じ種類の敬語を重ねて使うことを二重敬語といいます。

過剰な敬語は意味が通じにくくなり、相手に対して失礼になる場合もあります。

その為、一般的に適切でないとされています。

例えば、「ご覧になられました」という言い方。

一見丁寧に聞こえますが「ご覧になる」で既に敬語として成立しています。

更に「~れる」という尊敬語を追加すると、二重敬語となり回りくどい印象を与えてしまいます。

同様に「お越しになられました」「お帰りになられました」も二重敬語となります。

 

  • 望ましくない言い回し・直したい話し方●

 

・「じゃあ」「じゃ」「それで」

→「それでは」「では」

「それでは」「では」が、ビジネスシーンでは最適です。

 

・「お時間の方は~」「お日にちの方は~」

→「お時間は~」「お日にちは~」

方角を示す時、いくつか選択肢がある中の一つを指す以外は控えましょう。

 

・「ご案内させていただきます」「ご連絡させていただきました」

→「ご案内いたします」「ご連絡いたしました」

「~させていただく」の連続使用は煩わしく聞こえがちです。

「お~する」「ご~いたす」など、簡潔な謙譲語も併せて使用しましょう。

 

  • クッション言葉とは?●

 

会話の中で頭に使って、内容を柔らかく伝える言葉のことです。

依頼や謝罪の時等に用いると効果的です。自身の会話も丁寧になる効果もあります。

例としては以下が挙げられます。

 

・恐れ入りますが…

・大変恐縮でごさいますが…

・お手数をおかけいたしますが…

・ご都合がよろしければ…

・お役に立てずに申し訳ございませんが…

・お差支えなければ…

・あいにくではございますが…

 

いかがでしたか?

言葉遣いは、ビジネスの場でのあなたの印象を大きく左右する大事な要素です。

敬語に対する自信がつけば、コミュニケーションもストレスなく広がっていくことでしょう。

 

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